今回は、FP1級（ファイナンシャルプランニング技能士1級）試験に独学で合格する際に必要となる金額についてお答えします。
実際に私がFP1級に合格したときに掛かった費用についても載せています。
FP技能士には、登録や更新制度がない
FP1級合格後には、厚生労働大臣名での合格証書が交付されます。
特に、交付後に登録や更新制度はないことが、宅地建物取引士や管理業務主任者と異なる点です。
というのも、FP（ファイナンシャル・プランニング技能検定）は、国家資格の中で技能検定に分類されます。
技能検定とは、働くうえで身につける、または必要とされる技能の習得レベルを評価する国家検定制度で、機械加工、建築大工やファイナンシャル・プランニングなど全部で130職種（※）の試験があります。試験に合格すると合格証書が交付され、「技能士」と名乗ることができます。
厚生労働省HPより
合格後に維持費がかからないというのは、その他の資格と比べてオトクであるといえるかもしれません。
受験料（検定手数料）
FP1級の受験料は、以下となります。
【学科試験】
・学科試験[きんざい] 8,900円（非課税）
【実技試験】
・資産相談業務[きんざい] 25,000円（非課税）
・資産設計提案業務[日本FP協会] 20,000円（非課税）
FP1級の場合、学科試験は試験実施団体のきんざいのみで行われます。
実技試験は、きんざい・日本FP協会のどちらかに合格すれば、FP1級（ファイナンシャルプランニング技能士1級）に合格となります。
きんざいと日本FP協会両方を受験することも可能です。
今回は、資格試験の受験料に対する消費税についての記事です。受験料に消費税が課税される資格と非課税の資格があることの疑問にお答えします。 結論からざっくり言うと国家資格（検定）は非課税・民間資格は課税となります。 受験料[…]
参考書代
FP1級試験対策用のテキスト・問題集を購入するための一般的な費用です。
【学科試験用】
・テキスト代 5,000円
・問題集代 5,000円
【実技試験用】
・きんざい用テキスト 4,400円
・日本FP協会用テキスト 2,000円
学科試験は、きんざいから出版されている公式テキスト・問題集のみなら10,000円です。
実技試験は、実施団体から出版されている公式テキスト1冊で充分です。
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電卓
FP1級は、本番の試験で電卓が必須です。
FP1級を受験する方であれば、仕事で使っている電卓をお持ちだと思いますので、使い慣れた電卓を試験で使用することをおすすめします。
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FP技能士カード
FP1級に合格すると実施団体に技能士カードの発行を申請できます。
プラスチックのカードで、合格の記念や携帯用FPの身分証明となるカードです。
管理人が実際に掛かった費用
私がFP１級に合格したときに、掛かった費用です。
【受験料】
学科試験→8,900円×2回
実技試験（日本FP協会）→20,000円
【参考書代】
・学科試験
テキスト代 8,400円
問題集代 15,000円
・実技試験
日本FP協会試験の過去問集 2,000円
合計 63,200円
複数回の受験になると受験料や試験年度対応のテキスト・問題集代が嵩みます。
まとめ
FP1級試験に合格までの費用をまとめます。
・受験料 8,900円（学科試験）+25,000円or20,000（実技試験）
・テキスト・問題集代 12,000円～15,000円
実技試験について
きんざいを選んだ時の最安での費用 約48,000円
日本FP協会を選んだ時の最安での費用 約41,000円
その他、電卓や予想問題集を含めても5万円あれば足ります。
最後までご覧いただきありがとうございます。
当記事では、FP（ファイナンシャルプランナー）1級の最短合格を目指す勉強方法をまとめてみました。これから、FP1級の取得を考えている人や再受験をする人は是非ご覧ください。 FP1級学科試験について FP1級の学科試験は、きんざ[…]
