
受からない原因を知りたい。
今年こそは合格するぞ!
マンション管理に関する国家資格の管理業務主任者。幅広い分野から出題され、合格率は20%程度という難しい資格のため、残念な結果になる人が多い試験です。
とはいえ、試験に落ちてしまう人には受からない原因があります。

管理業務主任者
マンション管理士
宅地建物取引士
すべて独学で合格した経験をもとに、管理業務主任者試験について解説します。
管理業務主任者試験に落ちた人の特徴と合格するためにやるべきことを解説します。当記事で解説していることを実践することで、管理業務主任者試験に合格できるようになれます。
管理業務主任者の合格へのロードマップについては以下の記事で解説しています。
»【完全版】管理業務主任者試験に合格するためのロードマップを徹底解説
管理業務主任者試験に落ちた人の5つの特徴|受からない原因
- 学習時間が不足している
- 学習スケジュールを作らない
- 勉強方法が間違っている
- 不得意分野が存在している
- 資格試験の受験に慣れていない
学習時間が不足している
学習時間が足りないこと。管理業務主任者試験に落ちた人で一番多い原因です。逆に言えば、学習時間を確保することで合格できるようになれます。
管理業務主任者試験の合格に必要な学習時間の目安は250時間です。落ちたのが学習時間が不足しているだけなら、受からない原因としては単純です。次回の合格を目指して勉強しましょう。
学習スケジュールを作らない
学習スケジュールを作って学習していない。管理業務主任者試験に落ちた人で学習スケジュールをしっかり作り、勉強を継続している人は少ないです。
毎日、これだけの勉強時間を作って、テキスト、問題集のこの分野をこれだけ消化するといった計画を作り、実際にどれだけできたかをチェックします。
受からない人は、学習の進捗を把握して、学習スケジュールに反映することが苦手な人が多いです。
勉強方法が間違っている
過去問だけで勉強して管理業務主任者試験に落ちた。過去問を解くことは重要ですが過去問題集を漠然と何周も解いてできた気になっている人が多いです。
同じ問題が出題されたら解けるけど、問題の切り口が変わると解けなくなってしまう。勉強したはずの分野で得点できない人に多い受からない理由です。
また、テキストや問題集は多くの会社から出版されています。あれこれと手を出して中途半端になっている人は試験に落ちてしまうことが多いです。
不得意分野が存在している
不得意な分野があって得点できずに落ちてしまう。管理業務主任者試験では、幅広い分野から出題されるため、不得意な分野があるという人が多いです。
不得意な分野をそのままにして、本試験で得点できず落ちたという結果になる人がいます。管理業務主任者試験では、勉強をせずに捨てる分野はありません。
不得意な分野を残したままにすることは、受からない人に多いです。
資格試験の受験に慣れていない
資格試験に慣れていないため落ちてしまう。管理業務主任者試験以外の国家試験の受験経験が少なく、会場で緊張して舞い上がってしまい本来の実力を出しきれない。試験で時間配分を誤り、時間が足りずに解ける問題を落としてしまった。
管理業務主任者試験に落ちた人で、資格試験の受験に慣れていないから受からないことが多いです。
管理業務主任者試験に合格するためのポイント5つ
- 試験日までの学習スケジュールを作る
- 勉強時間の確保
- たくさんの参考書に手を出しすぎない
- 試験直前期には模試を受けて弱点の発見と克服をする
- マンション管理士試験を受けて試験の場慣れをする
試験日までの学習スケジュールを作る
管理業務主任者試験の合格に必要な勉強時間の目安は約250時間
管理業務主任者試験に合格するための勉強時間の目安は初学者の人で約250時間です。法律系の資格の下地がある人、例えば宅建士試験に合格済みの場合には、250時間よりも少ない時間で合格可能です。
学習スケジュールを作るときのポイントは以下の2つです。
- 継続して毎日勉強すること
- 時間の管理をすること
学習期間は5ヶ月程度で計画しましょう。2〜3ヶ月では期間が短く、働きながら合格を目指すには不十分です。
学習時間250時間を5ヶ月間で完結する場合、1日あたり100分、1週間あたり700分(11時間程度)です。毎日100分を5ヶ月間勉強。もしくは、平日1時間、休日にガッツリ学習して週に11時間勉強します。
ポイントは毎日継続して学習をすること。継続と繰り返しにより知識を定着することができるからです。
学習スケジュールや勉強時間の管理には以下のアプリが最適です。テキストや問題集がバーコードで簡単に登録できるうえ、勉強時間をグラフに表示できたり、進捗状況を可視化できます。
勉強時間の確保
試験勉強期間中は、時間を作るため何かを我慢することが必要
管理業務主任者試験の合格目安の勉強時間250時間のため、5ヶ月間、毎日100分の勉強時間を作る必要があります。
まずは、朝起きてから寝るまでの現状のタイムスケジュールを作ってみましょう。なんとなくテレビを見ている、スマホでゲームをしている、ネットサーフィンをしているなどはありませんか?
管理業務主任者試験に合格するには、勉強時間を作る意識を強く持つことが重要です。第一に漫然と過ごしている時間を勉強時間にあてる。第二に通勤、通学の移動中、作業の合間や昼食中など少しの時間に勉強を積み重ねること。受かる人は、忙しくても勉強時間を作るのが上手な人が多いです。
勉強方法については以下の記事で解説しています。
»管理業務主任者・マンション管理士試験に受かる気がしない人へ対策と勉強方法を解説!
たくさんの参考書に手を出しすぎない
良質なテキスト、問題集を徹底的にやり込む!
管理業務主任者試験の対策テキストや問題集は多くの会社から出版されています。一番ダメなのは異なるテキストを何冊も買って中途半端に手を出すことです。
重要なのは、これと決めたテキストと問題集を徹底的にやり込むこと。特にテキストと問題集は同シリーズで揃えることが効率の良い学習を可能にします。良質なテキスト・問題集は、過去問を徹底研究して作られているので、あれこれ手を広げなくても合格ラインを突破できます。
管理業務主任者のおすすめテキスト・問題集は、以下の記事で紹介しています。
»【2022年・独学】管理業務主任者のおすすめテキスト・問題集9選
試験直前期には模試を受けて弱点の発見と克服をする
模試を受けることで弱点の発見ができる
管理業務主任者試験の直前期には、模試を受けるようにしましょう。模試を受けることで、試験の時間配分と自分がどれくらいできるのか客観的な分析ができるからです。
できると思っている分野でも問題の切り口が変われば解けないということがあります。理解できているか知ることで、弱い分野を克服することが可能となります。
管理業務主任者のおすすめ模試は以下の記事で紹介しています。
»【2022年・全国公開模試】管理業務主任者のおすすめ模擬試験
マンション管理士試験を受けて試験の場慣れをする
緊張感ある試験会場の場慣れができる
管理業務主任者試験は、毎年12月1周目の日曜日に実施されます。1週間前の11月最終週の日曜日にはマンション管理士試験が実施されます。そこでマンション管理士試験を模擬試験のつもりで受験することをおすすめ。試験会場の雰囲気をつかむことで、次週の管理業務主任者試験に万全の状態で挑めます。
マンション管理士試験と管理業務主任者試験は同じ受験会場が選ばれることが多いです。実際に、筆者が受験したときはどちらの試験も同じ会場でした。
マンション管理士試験と管理業務主任者試験の範囲はほぼ同じため、ダブル合格を目指すことも可能です。とはいえ、一般的にマンション管理士試験の方が管理業務主任者試験より難関です。マンション管理士試験ができなくても管理業務主任者に合格できます。
独学で難しい人には資格スクールがおすすめ
自分のペースで勉強することが苦手な人は資格スクールをおすすめ!
独学での学習に限界を感じている人は多いです。試験に受からない人の特徴として、学習ペースを掴めない、自分で学習のカリキュラムを作れないという問題があります。
そこでおすすめなのが資格試験のプロが管理業務主任者試験を徹底研究して作られた資格スクールの講座を受講することです。
初学者から再受験者まで合格できるようにカリキュラムが考えられているので、自分で計画を立てる必要がなく、スクールのカリキュラムを愚直に進めていけば合格できるように設計されています。
最短距離で合格までナビゲートしてくれるのが、資格スクールの最大のメリットです。忙しいけど、管理業務主任者に本気で合格したいという人におすすめです。
通信講座を利用するメリット|自宅で出先で学習可能
通学の資格スクールだと決められた日に通うのが大変
資格スクールには大きくわけて、通学スクールと通信スクールという方法があります。通学スクールは周りに同じ目標を持った受験生がいるため、モチベーションを高く維持できやすい環境にあります。
とはいえ、校舎への通学と講座の日時が決まっているため、自分の予定に合わせられないというデメリットがあります。
一方、通信スクールの場合、スマホ、タブレット、パソコンでいつでもどこでも受講できます。通勤通学の移動中や作業の合間のちょっとした時間を有効に使って試験勉強ができるから、毎日忙しいけど本気で管理業務主任者に合格したいという人に最適です。
通信スクールはYouTubeでサンプル講義を見れたり、無料のお試し講座で申込前にどんな講座かチェック可能。あとから、こんな講座だとは思わなかったというミスマッチがありません。
学習のタイプ別おすすめ通信講座
タイプ別の通信講座で自分にピッタリの講座が見つかる
管理業務主任者の通信講座には、各社から特徴のある講座を開設しています。オーソドックスに講義の充実したもの、スマホでの学習に特化した講座、講義とスマホアプリで自己学習のバランスの良いものと自分が求めるタイプ別に選ぶのがおすすめです。
管理業務主任者のおすすめ通信講座比較は以下の記事で紹介しています。
»【2023年度】管理業務主任者・マンション管理士の通信講座おすすめ厳選3選
- わかりやすいボリュームある講義と質問サポートの充実した通信講座が良い
- アガルートの管理業務主任者講座がおすすめ。以下の記事で紹介しています。
»【合格率70%】アガルートの管理業務主任者・マンション管理士通信講座【口コミ・評判】
- スマホで完結できる通信講座が良い
- スタディングの管理業務主任者講座がおすすめ。以下の記事で紹介しています。
»【口コミ・評判】スタディングの管理業務主任者・マンション管理士通信講座はスマホ特化!
- 自宅でも出先でもオールラウンドな通信講座が良い
- フォーサイトの管理業務主任者講座がおすすめ。以下の記事で紹介しています。
»フォーサイトの管理業務主任者・マンション管理士通信講座【口コミ・評判】