【トリプルクラウン】不動産三冠資格を取得する最短ルートの合格方法


悩んでいる人
不動産三冠資格(トリプルクラウン)を目指したいけど、効率の良い取得の順番を知りたいな…。
特にマンション管理士は難易度も高くて最短で合格できる方法をしりたいな…。


不動産資格のトリプルクラウン(三冠王)と言われる宅地建物取引士・管理業務主任者・マンション管理士の3つを取得するための最短ルートで合格する方法の解説をします。

トリプルクラウン達成に難関となるマンション管理士の合格方法やマンション管理会社で勤務もしくはこれから就職・転職を考えている方や資格を取得して知識を高めたいという方に読んでいただきたい内容です。

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【トリプルクラウン】不動産三冠資格を取得する最短ルートの合格方法


ブログ管理人の筆者は、宅地建物取引士(当時は宅地建物取引主任者)合格の2年後に管理業務主任者、翌年にマンション管理士に合格しました。

宅建士合格後、勉強をしていない期間があったため、民法の知識など忘れている部分があり、復習をする範囲が多く時間がかかりました。

受験回数は、宅建士と管理業務主任者が1回、マンション管理士は2回です。

年数を空けると以下の点が注意です。
・忘れてしまう。
・法改正や新たな社会情勢の変化などにより、試験範囲や内容に変更点がある。

忘れてしまうというのは、特に説明不要だと思います。

法改正や社会情勢についていえば、2020年であれば、民法改正が一番大きな変化です。

2019年度と2020年度の試験では、学習する内容にかなりの差があるので年度を跨いでいるひとはかなりの負荷があると思います。

社会変化というと、数年前話題となった民泊制度が問題となって法整備されるといった具合です。

もし、将来的にトリプルクラウンを目指すのであれば、短期間での合格を狙うことをおすすめします。

結果的にトータルの取得期間、取得に要する時間が少なくて済みます。

初年度に宅地建物取引士・管理業務主任者の合格を目指す


2023年度の場合、宅地建物取引士の試験日は、10月15日・管理業務主任者の試験日は、12月3日です。

試験の間隔として48日あります。これだけあれば、働きながらでも合格に必要なな試験勉強の時間を確保できると思います。

私の経験上では、管理業務主任者に合格した時の学習期間は2.5か月、試験勉強時間は130時間でした。(同年のマンション管理士は不合格)

民法の勉強もやり直していたため、宅建士からそのままの勢いで管理業務主任者試験に臨めば、民法の学習はそこまで必要ではないので、その他の未習分野に時間を費やすことができます。

ちなみにマンション管理士試験は、2021年11月28日にあります。つまり、管理業務主任者試験の前週ということになりますので、合格は難しいかもしれませんが必ず受験しましょう。

なぜなら、試験範囲がほぼ同じということ以外に、受験地が同じであれば、受験場所が同じ会場になる可能性が高いからです。

私の経験では、同じ大学の同じキャンパスでした。

試験の雰囲気、会場の雰囲気を経験できることは、1つ有利な点だと思うのと、現時点でのマンション管理士試験における自分の実力を確かめることができることが、次週の管理業務主任者試験にも繋がるからです。

筆者の経験では、マンション管理士には合格基準点に5点足りませんでしたが、弱い分野を復習して、次週の管理業務主任者は合格基準点より3点上という結果で合格ができました。

まずは、同年に宅地建物取引主任者と管理業務主任者に合格を目指して、マンション管理士も合格できればラッキーくらいの気持ちで受験をしましょう。

ポイントは、マンション管理士は落ちて当然という感覚で行くことです。

難易度にかなりの開きがあるので、マンション管理士試験の結果が悪くても次週の管理業務主任者試験に合格することは十分可能です。

実際に筆者の場合がそうでした。苦手分野を徹底的に見直すきっかけになり、次週の管理業務主任者試験までの1週間でかなり実力が伸びたという実感がありました。

次年度にマンション管理士の合格を目指す(管理業務主任者の5問免除を利用)


トリプルクラウン達成に鬼門となるのが、マンション管理士試験です。

合格率10%未満の難関試験であり、1点の重みのある試験となります。

必須なのは、初年度に管理業務主任者に合格することです。

次年度のマンション管理士試験は、管理業務主任者取得者に認められる5問免除規定を利用して、マンション管理士試験に挑みます。

5問免除規定により、マンション管理の適正化法の5問が免除となります。

マンション管理士試験では、マンション管理の適正化法5問を絶対に落としてはいけない分野となりますので、この5問が免除となり、勉強時間をその他の分野へ費やすことができるのは、かなりのアドバンテージです。

また、精神的にもゆとりを持つことができるメリットがあります。

頻出度の高い基本的な問題を確実に得点し、落とさないようにすることが一番大切です。

難問、奇問が出題されるケースもありますが、できなくて構いません。

難問、奇問に対応するには、学習時間が大幅に必要となります。

特に設備関係の問題は、深いところまで勉強しだすときりがないため、まずは頻出度の高い問題を絶対に落とさないようにすることが重要です。

難問を除いた問題を確実に解けるように対策して、難問は選択肢を絞りつつ多少の運に頼りつつ解答していけば、合格基準点は越えられます。

1点の重みが管理業務主任者とは段違いの試験ですので、基礎的な問題を落とさないよう、学習を進めましょう。

筆者の場合、標準管理規約や法令、条文等の読み込みも多少はしましたが、メインは基本的な問題の徹底した理解と過去問演習でした。

まとめ

不動産三冠資格(トリプルクラウン)を最短ルートで合格する方法

・初年度に宅地建物取引士と管理業務主任者に合格する
・次年度にマンション管理士に合格(5問免除を利用)


不動産三冠資格(トリプルクラウン)を目指すうえで最後の難関がマンション管理士と言えます。

落としてはいけない問題を落として1点、2点足りずに不合格になってしまうひとが多い試験ではないかと思います。

難問奇問の対策をしだして沼に嵌るということの無いようにしましょう。

基本的な問題からやや難程度の正答すべき問題を確実に解いて落とさないようにすることが、マンション管理士試験の効率の良い合格方法です。

以上、宅地建物取引士・管理業務主任者・マンション管理士の不動産三冠資格(トリプルクラウン)を最短ルートで合格を狙う方法でした。

独学ではちょっと厳しいな…と言う人には、オンライン講座がおすすめです。
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関連記事を貼っておきますので、よかったら見てください。
最後までご覧頂きありがとうございます。

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