【不要・いらない】賃貸不動産経営管理士の5問免除講習【2022年度・免除範囲】

賃貸不動産経営管理士受験者
賃貸不動産経営管理士試験を受験するけど、5問免除講習は受けた方が良いのかな?
どんな問題が免除となるのだろう?

賃貸不動産経営管理士試験を受験するにあたり、一部免除(5問免除)の講習を受けたほうがいいのかについて、お悩みの人に向けての記事となります。

  • 免除講習を受けた人の合格率は高いのかな?
  • どんな問題が免除になるのかな?
  • 費用はいくらぐらい必要なのかな?

こういった疑問にお答えします。

結論は、賃貸不動産経営管理士試験において5問免除講習は基本的に不要です。
5問免除が無くても、十分合格可能です。

賃貸不動産経営管理士に合格するためのロードマップは以下の記事で解説しています。
»【完全版】賃貸不動産経営管理士試験に合格するためのロードマップを徹底解説

【不要・いらない】2022年度賃貸不動産経営管理士の5問免除講習

賃貸不動産経営管理士の5問免除(一部免除)講習は、簡単にいうと本試験の問題5問分を正解扱いにしてもらえる講習です。

制度の概要や詳細について解説します。

2022年度賃貸不動産経営管理士の5問免除講習の概要

賃貸不動産経営管理士の5問免除講習の概要は以下の通りです。

実施団体・公益財団法人日本賃貸住宅管理協会
・公益社団法人全国宅地建物取引業協会連合会
・公益社団法人全日本不動産協会
内容公式テキストを使った講習と確認テスト
日程2022年7月22日〜2022年9月22日
9:00~17:30の1日講習 ※1
会場全国47都道府県138会場
受講料18,150円(テキストは別途購入の必要あり)
受講要件だれでも受講可能
テキスト公式テキスト 4,048円 ※2
修了要件2週間の事前学習と講義の受講 ※3
修了効果修了年度から2年間、本試験の問46〜50までが免除
一般社団法人賃貸不動産経営管理士協議会 HP参照

※2 公式テキストは、別途購入しなければならないうえ、この公式テキストがとても使い難いです。試験勉強には、別の参考書を使用した方が効率的だと思います。

※3 要綱では2週間の事前学習とありますが、事前学習をしていかないと修了できないということはないようです。とはいえ、事前学習=試験勉強ですのでやらない理由はありません。

5問免除講習の費用と効果
費用22,198円(テキスト代含む)+1日の講習

→本番の試験で問46~50までの5問が免除(正解扱い)

免除となる5問の出題範囲について

2020年度試験から試験制度に変更点があり、出題数が40問→50問、試験時間が90分→120分に変更となりました。

また、出題数が50問になったことから、免除講習の修了効果について、従来4問免除だったのが5問免除に変更となっています。

2020年度・2021年度の出題から2022年度以降の出題範囲について、免除となる問題が推測できると思います。

2020年度試験出題分野
問46住生活基本計画の目標と民間賃貸住宅に関して
問47賃貸不動産経営管理士「倫理憲章」
問48建築基準法の天井高規定
問49不動産の税金
問50不動産証券化と管理業者の役割

2021年度試験出題分野
問46賃貸住宅に関すること全般
問47管理業務に関わる法令
問48賃貸住宅に係る新たな政策課題について
問49保険について
問50賃貸不動産経営の企画提案書の作成について

2020年、2021年度の賃貸不動産経営管理士試験における5問免除の出題分野は上記の通りです。

幅広い分野から出題がされていますが、難問というほどではありません。たとえ、出題範囲の詳しい知識は知らなくても、一般常識的に正誤を判断できる問題もあります。

合格レベルにある人にとっては全問正解か落としても1問という難易度の問題だといえます。

賃貸不動産経営管理士試験の5問免除者の合格率について

賃貸不動産経営管理士試験における5点免除者の合格率を見ていきます。

5点免除者の合格率に関しては、試験実施団体より発表されています。

2019年試験結果

2019年試験受験者受験者数(全体)5問免除者
全体23,605人6,882人
男性16,181人4,502人
女性7,423人2,380人
2019年試験合格者合格者数(合格率)内5問免除者(合格率)
全体8,698人(36.8%)2,641人(38.4%)
男性6,099人(37.7%)1,788人(39.7%)
女性2,599人(35.0%853人(35.8%)

2020年試験結果

2020年試験受験者受験者数(全体)5問免除者
全体27,338人8,671人
男性19,118人5,836人
女性8,220人2,835人
2020年試験合格者合格者数(合格率)内5問免除者(合格率)
全体8,146人(29.8%)2,925人(33.7%)
男性5,717人(29.9%)1,980人(33.9%)
女性2,429人(29.5%)945人(33.3%)

2021年試験結果

2021年試験受験者受験者数(全体)5問免除者
全体32,459人10,390人
男性22,751人6,972人
女性9,708人3,418人
2021年試験合格者合格者数(合格率)内5問免除者(合格率)
全体10,240人(31.5%)3,738人(36.0%)
男性7,214人(31.7%)2,482人(35.6%)
女性3,026人(31.2%)1,256人(36.7%)

2019年度試験(4問免除時代)における免除者の結果を見る限り、5問免除者の優位性はありません。

また、出題形式に変更のあった2020年度試験(5問免除)の結果を見る限り、思ったより免除者の合格率が高くないという印象です。

やはり、5問免除となる問題の出題分野について事前情報が全くない状況の中、ふたを開けてみると、そこまで差のつかない問題が免除になっていたことが大きいと言えます。

2021年度試験の賃貸不動産経営管理士試験に関しては、5問免除講習修了者のほうが合格率4.5%高くなるという結果になりました。4.5%の差は、得点差に換算すると0.5問から1問程度であると推定されます。

2021年度試験は、国家資格化の初年度ということで、受験者が過去最高となり5問免除講習修了者は1万人を超えました。そもそも、5問免除講習を修了する人は試験の合格に向けて積極的なため、学習をしっかりしていると言えます。

出題数50問という、新試験制度に移行した2020年度と2021年度の賃貸不動産経営管理士試験の5問免除対象問題を見ると、問題自体は難問ではなく、まんべんなく試験対策の学習を進めていけばフォローできる問題です。

つまり、合格レベルまで学習を進めていれば、5問免除対象問題で大きく失点することはありません。

2022年度賃貸不動産経営管理士試験の5問免除まとめ

5問免除講習は、基本的に不要。ただし、以下の人には受講をおすすめ!
・全くの初学者で賃貸不動産業界のこともわからないけど、絶対合格したい

・全くの初学者で賃貸不動産業界のこともわからないけど、絶対合格したい

賃貸不動産系管理士試験の合格率が30%程度という状況であれば、免除講習は受けなくても、しっかりと学習を進めていれば問題なく合格できます。

2020年、2021年の免除となる対象問題を見ると難問ではないので、あえて費用22,204円と丸1日使って免除講習に行くほどの効果はありません。

とはいえ、免除講習に行くことをおすすめする場合があります。それは、費用や時間をかけてでも絶対に合格したいという人です。

全くの初学者で賃貸不動産の業界についてもわからなければ、免除講習を通じて勉強になることが多いです。むしろ、講習修了の5問免除効果より講習自体が有益だといえます。

また、賃貸管理の不動産会社勤務で業務上必要に迫られ受験する人は、合格しなければというプレッシャーがあります。たとえ費用や時間をかけてでも、5問免除講習は魅力的です。

というのも、5問免除講習を受講した方が試験に向けて精神衛生上良いですし、5問免除があれば受かってたという事態は避けたいからです。

絶対に合格したいという人には、通信講座という方法をおすすめします。
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